【黒鯛(チヌ)落とし込み】餌箱のプチ改造&ちょっとだけ餌箱論

釣り

はじめに

これから暑くなるのでイガイを入れる餌箱が重要になってきます。

餌箱を10種類以上持っていますが、気温が高くなる時期は木製一択です。

木製(特に檜製)を好んで使う主な理由は「保温性」と「保湿性」です。

他にも色々と理由はあるのですが、詳しくは過去記事をご覧ください。

今は更に大型タイプを追加して愛用しています。

お気に入りの木製餌箱はこちら↓

イガイを補充するために何キロも歩いて戻るのは疲れるし、補充して戻ったら時合いが終わっていたなんて・・・悲しいですよね。

私は内オモリをよく使うのでイガイを選り分けるし、広大な釣り場を1日中何キロも歩くので、これぐらいのビッグサイズが必要なんですww

それでも、バコバコ状態になると足らなくなる事も・・・

という事で、小型の餌箱を追加で携帯する事があります。

パイプ虫は消費が激しいのでサブ餌箱として活躍しました。

あれ???

餌箱のプチ改造ネタなのに、なんか餌箱論を書いてしまったので、タイトルを変更してプチ改造とちょっとだけ餌箱論を書く事にしますww

前置きが長くなりましたが、本題に戻して、次は小型の餌箱をプチ改造について書きます。

餌箱のプチ改造

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ベルト止めをプロマートのコンポケ3に換装して、ワンタッチ脱着できるようにする定番の改造なのですが、一手間入れる事で耐久性がアップします。

コンポケ3の赤いアタッチメントを餌箱に取り付ける際、おそらく殆どの人がエポキシ系ボンドで接着してネジで固定していると思います。


赤いアタッチメントを裏から見ると、中が抜けているので接着面が少ないですね。。
固定するネジは1本だけなので、ネジが回転する方向に対して固定する力が弱いです。

実質ボンドだけで固定されているのに近い状態になるので、何度も使い込んで行くと経年変化で接着が外れる可能性が高いです。

ネジがあるので、いきなり脱落する事はないでしょうが、餌箱がグラグラ、クルクル回る状態になります┐(´д`)┌

大きな餌箱であれば、アタッチメントを2個付ける事で解決しますが、小型の餌箱なのでその手は使えません。

そこで考えたのが、餌箱に堀り込みを入れる方法です。


説明書をよく見ると掘り込みがありますねー

ちょっとした加工作業なのですが、ここで大事なのは「道具」です。

私はオルファのアートナイフプロを使用しました。

道具が合ってないと、効率が悪くなるだけでなく、仕上がりにも影響が出ます。

釣具に比べたら安い物なのでケチらないように!

コツは、平刃と曲線刃を使って、力を入れず少しずつ様子を見ながら堀り込む事です。


写真は2本ありますが、1セット購入すれば、平刃と曲線刃の両方付いてきます。

力を入れず作業するために切れ味は重要なので、できるだけ新品の刃を使う方がよいです。

力を入れすぎると、余計な所まで切ってしまったり、刃先が折れたり、勢い余って指を怪我する事があるので注意が必要です。

あと、削り過ぎると元には戻せないので、現物合わせしながら慎重に進めるのがコツです。

外周の直線部分は、押し切ると綺麗に楽に作業できます。

仕上げはアタッチメントががたつかないように、できるだけ平面になるよう微調整します。


大体ですが、振り込みの深さ1.5mm位。


隙間も無く、綺麗に収まりました(^^)

彫刻刀でもできますが、切れ味や刃の厚みのため精度を出す事がちょっと難しいです。

最後は、エポキシ系ボンドで接着して木ネジで固定して完成です。

おまけ

樹脂製の餌箱も1つ改造しようと思っています。

厚みがないので外装をくり貫いて内装に固定かなーと考え中です。

樹脂製の餌箱を加工する場合は、硬いので、Pカッターを使うと良いかと思います。

完成したら紹介したいと思います。

既にもっぺ氏が実践しているので参考になりますねー

おわりに

餌箱のイガイが無くなるぐらいまで釣ったらもうエエやろー、と言われる方も居ます。

でも、私は年に何回かは思いっきりお腹一杯味わいたいと思うタイプです(笑)

バコバコ状態で釣りまくる事に賛否はありますが、一度は経験してから自分なりに賛否を決めればよいかと思います。

ローレル氏も書いていますが、数を釣るための準備をしておき、その時が来たらスイッチを入れないと時速10枚超のバコバコ状態を体験する事は困難です。

餌選びで時間をロスるのは勿体ないので、良い餌をたっぷりと持っておく事も準備の1つです。

また脱線してしまったので、話を餌箱の改造に戻します(笑)

 

釣りの最中に餌箱が壊れるとガッカリですよね。時合いなら尚更です。

これから改造しようと考えている方、改造したけどアタッチメントの接着が外れる経験をした方は、是非とも試していただきたいです。

一手間かけるだけで耐久性がアップするので、お試しあれ~

あと、作業内容に適した良い道具を使ってください。

いくら良い道具を使っても、適した道具でなければ良い結果は得難いので、釣りもそうですが、適した道具選びが大事です。

実を言うと、私は道具マニアだったりしますww

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