はじめに
肘当てとは、ロッドのグリップエンドに装着するこれ↓です。
黒鯛工房に代表される幅のあるタイプもありますが、幅が邪魔になるので好きではないです。
簡単にDIYできるので以前ブログネタにしたが、約4年経過したので、追補改訂版として今回は書きたいと思います。
肘当てのDIY方法
材料
肘当ての素材はパイプ形状のスポンジ材です。
私は使った事がありませんが、こちらを使っている方も居られます。
ロッドの外径とスポンジ材の内径を比べて、数mm程度スポンジ材の内径が小さくなるよう選択すれば、接着剤等は不要できっちり嵌って固定できます。
加工、取り付け方法
肘当ての加工、取り付けは簡単な作業ですが、ちょっとしたコツがあります。
まずは適当な長さにカットします。
そのままロッドに嵌めてもよいのですが、カットしたままだと角張っています。
カッターナイフで角の面取りをした後、ヤスリで均して角を丸めておいた方が耐久性が上がると思います。
スポンジ材は柔らかいため、よく切れるカッター刃でないと刃が入らないので、切れ味の良い新品を使った方が上手く面取り加工できます。
ヤスリは耐水ペーパーの180番を使いました。
これまでは、約10cmぐらいの長さにカットしていましたが、今回は約7.5cmです。
前回破断した部分をカットして短くして使っていましたが、特に問題はなかったので今回はコンパクトなショートバージョンにしました。
耐久性
壊れ方は2回とも同じで、リールシート側が破断しました。
使っている最中にたまに服などに引っ掛かる事があるので、破断の原因ではないかと思います。
引っ掛かりを軽減する意味でも角は適度に丸めておいた方がよいかと思います。
この記事を書いていてふと思い付いたのですが、収縮チューブで補強するとエエかもしれません。
機会があれば試してみます。
使用頻度は週2回ペースで約2年。
この肘当ての素材の耐久性の目安になるかと思います。
装着例
前ブログでも書いた通り装着実績があるのはダイワのT-35TLMと小継飛竜2-39です。
T-35TLMはかなりキツキツで嵌めるのが少し面倒です。
小継飛竜は前モデルですがちょっときついぐらいです。
現行モデルは元径が21mmで前モデルから1mm程細くなっているようですが、スポンジ材の内径が18mmなので同様に装着できると思います。
使用実績が無いので試す場合は自己責任でお願いします m(_ _)m
追記:
メーカー在庫切れとの事なので急遽購入!
装着感について近日公開予定です。
おわりに
肘当てとしての性能は、軽くて、滑らない、フィット感抜群で申し分ありません。
スポンジ材の全長が22cmなので、7.5cmだと、3本分取れます。
10cmにしても2本分取れます。
1本当たり100円未満!素晴らしいコスパです!
加工や取り付けも簡単です。
耐久性にやや欠ける感はありますが、安価で手軽に交換できるので大したデメリットではないと感じています。
私的にはかなりお奨めのチューンアップです。
お手軽なのでお試しあれ~
最後にちょっと余談ですが、小継飛竜も4年目で現在のメインロッドです。
年々使用頻度が上がって2021年は殆どのこのロッドで釣っているので経年変化の摩耗で、テレガイドが固着したり、ズーム部の止まりが甘くなってきました。
https://youtu.be/sTBYZCwSw7Y
1000枚以上釣っているので、ロッドの腰もかなり抜けて来ているはず。。
欠点はリールシートが中指に当たって、結構酷いマメができている事(;´д`)
お気に入りロッドなのですが、リールシートがスクリュータイプの2021年モデルにそろそろ買い換えてもエエかな~と、最近思ってます。
この肘当てと同じく小継飛竜もコスパの良いアイテムですからね!
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