はじめに
目印の落とし込みロッドを釣技重視で追及していくと、私は黒鯛工房のZL等の突き詰めた専用ロッドに行き着きます。
でも、今はテレガイドロッドをメインで使っています。
その理由は、落とし込み専用ロッドの特化した性能よりテレガイドロッドのメリットが勝っているからです。
テレガイドロッドのメリットについては、以前のブログに書いてます。

2021年は新旧モデル合わせて1000枚以上釣り上げたので、今回の落とし込みロッド考は、小継飛竜の新旧モデル比較です。
小継飛竜の新旧モデル比較
小継飛竜はバリエーションが豊富ですが、私が愛用しているのは2号39です。
NEWロッド乳根!#ダイワ小継飛竜https://t.co/7P7lG57roJ pic.twitter.com/h53Yyn6Ndu
— blacky (@blacky1089) August 21, 2021
見た目は、全く別物に変わりました。
以下、細かい点を比較してみます。
ロッド径
ロッド径を各番手のトップガイド下(元竿側)をノギスで測定した結果です。
単位はmm
前モデル | 2021年モデル | |
#1 | 0.8 | 0.9 |
#2 | 4.6 | 4.4 |
#3 | 7.4 | 7.3 |
#4 | 10.3 | 10.6 |
#5 | 14.9 | 14.9 |
#6 | 16.5 | 16.7 |
測定誤差や個体バラツキがあるので、径は同じと考えて良さそうです。
ロッド長
長さは正確に計っていませんが、全長と仕舞い込み寸法共に同じです。
重量
重量を実測してみた所、2021年モデルが19g(13%)増しでした。
前モデル | 2021 年モデル | |
重量(g) | 149 | 168 |
使っていて気になる程ではないですが、重たくなるのは嬉しくないですねー
リールシートの仕様変更が原因では無いかと推測しています。
仕様変更1:リールシート
リールシートがプレーンタイプからスクリュータイプへ変わりました。
スクリュータイプの方が手にフィットするので、酷いマメから解放されました!
上の写真の通り、リールシートの取り付け位置が約17mmトップ側へ移動しています。
持ち重りが軽減する事を考慮した変更だと思います。
その分、竿の実長は短くなりますが・・・
ロッドエンドが少し長くなりましたが、元々が短い設計なので肘当ては装着した方が良いと思います。

仕様変更2:ガイド
ガイドはどちらもオールSiCですが、良く見ると細かいデザインに差があります。
元竿側の3個のガイドに細かい溝のようなものがあるが軽量化かな?
ガイド合わせマーク
前モデルではガイド合わせマークが無くDIY で入れたぐらいですから嬉しい仕様変更です!
ロッド特性
ロッドの曲がり方に差は感じられないですが、2021年モデルの方が粘りを感じます。
明らかにロッドの粘りが違うのですが、私の場合、1000枚以上釣って腰が抜けている前モデルと新品ロッドとの比較になってしまうので参考にならないですね(^_^;)
これまで2021年モデルで100枚以上釣ってみましたが、曲がり方や胴で粘って浮かせる感じは変わっておらず、ロッド特性は前モデルと変わってないのかなーと思います。
素材の改良でレベルアップしているのかもしれませんが、カタログスペック上は分かりません。
おわりに
基本性能は継承され、足りてないなーと思っていた点が仕様変更されいます。
重量増がありますが、実際に使ってみた所、リールシートが変わったせいか全く気にならないです。
旧ロッドを気に入って釣り倒して、もう腰が抜けていたので、買い換えて正解でした!
小継飛竜は、落とし込み用ロッドではありませんが、使い勝手に問題は無いし、コスパが良いので、テレガイドロッドに興味がある方にはお薦めの一本です。
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